鹿の肉がまた手に入った

年末にお客さんから頂いた鹿肉のヒレを年明けに解凍し塩漬けにしていたものを今朝から3時間ほど流水で塩抜きをした。そろそろ、いいかなと思う頃、通販で注文していたミートネットが届いた。なんというタイミングの良さだろう!晒し(綿の生地、我が家の商売品につきたくさんある)で水分をよく拭き取りミートネットに詰め込んで形を整える。肉はタコ糸で巻いたり、ネットで包んだりすると形よくなり美味しそうに見える。今晩から雨の予想がでていたので、燻製小屋の干場に吊るし、扇風機の風を当てることにした。

作業が一段落した時、町内の仲良しおじさんが鹿肉を届けてくれた。今日は鹿の肉と遊べと天の仰せらしいので素直に従うことにした。塩とスパイスとハーブで塗して赤わいんを注いで真空パックした袋が見えるだろうか?バットの中は塩漬けになった鹿肉だ。この鹿肉は17日まで寝かせておこう。

兵庫県または近畿地方?中国地方は鹿が多いのか、 または狩猟を趣味にしている人が多いのか イノシシと鹿の肉はよく手に入る。 問題は肉のさばき方だ。 豚や牛はベテランの精肉業者が解体するが、 イノシシや鹿は狩猟者が自ら現地でバラシ、 不必要な部位を捨てて食べる肉のみを持って帰るようだ。 手荒くバラシた肉は処理に一苦労する。 肉を包んでいる膜を外すのが大変だし、毛がよく残っている。 毛は一本一本丁寧に取り除くことになる。 面倒くさいがありがとう。 今度熊の肉お願いします。

関連記事